まず音量を下げ、表示された番号へ電話しない
Webサイトを見ている途中で大きな警告音が鳴り、「ウイルスに感染しました」「今すぐサポートへ電話してください」と表示されても、画面の番号へ連絡しないでください。音は危険度の証明ではなく、利用者を焦らせて電話させるためにWebページから再生されている場合があります。
最初にパソコンやスピーカーの音量を下げます。落ち着いてから、画面内のボタンではなくキーボード操作でブラウザを終了します。
安全に止める手順
- 画面内の「閉じる」「保護」「スキャン」を押さない
- `Alt`と`F4`を押してブラウザを閉じる
- 閉じなければ`Ctrl`、`Shift`、`Esc`でタスクマネージャーを開く
- Chrome、Edgeなど使用中のブラウザを選んで終了する
- ブラウザを開き直すときは前回のタブを復元しない
- Windows Updateを確認する
- Windowsセキュリティでフルスキャンする
タスクマネージャーが警告画面の後ろに隠れる場合は、`Alt`と`Tab`で画面を切り替えます。通常操作ができないときは、保存していない作業への影響を理解したうえで再起動します。
なぜ警告音が鳴り続けるのか
偽警告ページは、音声ファイルの繰り返し再生、全画面表示、閉じる操作を妨げるポップアップなどを組み合わせます。見た目はWindowsの警告に似ていても、実際にはブラウザ内で表示されているだけという場合があります。
本物のWindowsセキュリティを確認するには、警告ページのリンクを使わず、スタートメニューからWindowsセキュリティを直接開きます。ブラウザを閉じたら警告も音も消える場合は、Webページ由来である可能性が高いものの、ダウンロードや入力をしていないかは別途確認します。
やってはいけないこと
- 表示された電話番号へ連絡する
- 指示された遠隔操作アプリを入れる
- カード番号や口座情報を伝える
- 相手にパスワードや認証コードを教える
- コンビニで電子マネーを購入する
- 警告画面から不明なセキュリティソフトを購入する
Microsoftは、正規のエラーや警告に電話番号を掲載しないと案内しています。連絡が必要な場合は、別端末からMicrosoft公式サイトまたは契約中の保守会社を確認します。
閉じた後の確認
ダウンロードフォルダーに不明なファイルがないか、最近インストールされたアプリに心当たりのないものがないかを確認します。ブラウザ通知を許可してしまった場合は、ブラウザ設定から不審なサイトの通知権限を削除します。
Windowsセキュリティのスキャン結果で脅威が検出された場合は、表示された推奨操作を確認します。業務PCでは、自分だけで削除や初期化を進めず、管理者へ発生状況を共有してください。
電話や操作をしてしまった場合
電話しただけなら通話を終え、伝えた情報を記録します。遠隔操作を許可した場合はWi-Fiを切るかLANケーブルを抜き、端末をネットワークから隔離します。パスワードを教えた場合は安全な別端末から変更し、同じパスワードを使うサービスも見直します。
カード情報を渡した場合はカード会社、振込をした場合は金融機関へ速やかに相談します。相手との会話、電話番号、支払記録、画面写真を保存しておくと説明に役立ちます。
会社PCで必要な追加対応
会社の端末は、メール、顧客情報、クラウドストレージ、会計サービスへ接続していることがあります。警告が消えたことと、業務情報への影響がないことは同じではありません。
- 発生日時と利用者
- 表示されたURLと文言
- ダウンロード、電話、入力の有無
- 遠隔操作された時間
- 利用可能だった会社サービス
- 同じ警告が他の端末にも出ていないか
以上を記録し、社内担当者または外部IT担当へ共有します。
よくある質問
音が鳴っただけで感染していますか?
音だけでは感染を断定できません。Webページが音を再生している場合があります。ファイル実行、権限付与、情報入力の有無を確認します。
ブラウザを強制終了して大丈夫ですか?
ブラウザ内の未保存入力は失われる可能性があります。ただし、不審なページの操作を続けるより、タスクマネージャーから終了する方が安全な場面があります。
また同じ画面が開きます
前回のタブを復元せず、閲覧履歴、通知権限、拡張機能を確認します。不審なアプリを入れた場合は端末全体の確認が必要です。
音が止まっても不安が残る場合
メカの相談窓口では、警告を閉じる操作だけでなく、ダウンロードや遠隔操作の有無、会社メールや共有データへの影響を切り分けます。社内にIT担当者がおらず判断できない場合は、操作を続ける前にご相談ください。
